リグナムバイタ
銘木図鑑の第17回。世界一重い木材として有名な、「リグナムバイタ」を紹介します。 「世界一重い!個性的な緑色の木」 【別名】「生命の木」・緑檀(リョクタン)・アイアンウッド・癒瘡木(ユソウボク) 【科目】ハマビシ科 ユソウボク属 広葉樹 【組木屋作品】メビウスの指輪、ハーツ(4U)、猫のキーホルダー、など 【評価】材として流通している木の中では、「世界一重い」と言われていて、あっさりと水に沈む。硬さもかなりのもの。 リグナムバイタ(Lignum vitae)というのは、ラテン語で「生命の木」を意味する。(Lignumが木材、vitaeは命とか生活とかいう意味らしい。)その名前から縁起の良い木として扱われていたりもする。 熱が加わると樹脂が湧いてくるという性質があり、昔はベアリングのような特殊な用途につかわれていたそうな。 樹液は薬として使われることもあり、癒瘡木(ユソウボク)とも呼ばれる。 仏壇仏具業界では、同じハマビシ科のパロサントとともに緑檀(リョクタン)と呼ばれていたりもする。(特に数珠・念珠の素材として使われているものが。) パロサントと